電動バイクのメリット・デメリット
電動バイクのメリットとは?
電動バイクのメリットとしては、ガソリンで走る原付バイクと同じ条件で乗れるということです。
つまり、原付と同じ種類のナンバープレートを取得すれば、なんの問題もなく行動で走行することができます。
電動だからと特殊な手続きが必要なわけではありません。
また、装備も原付と同じヘルメットがあれば乗ることができます。
免許についても、原付免許もしくは普通自動車の免許があれば運転できます。
電動バイクも通常の原付も同じ運転の仕方ですし、パワーも変わりませんので原付免許で問題ないのです。
公道上で守るべき交通法規についても、すべて原付バイクと同じものが適用されますので、特に気を付けないといけない点も存在しません。
さらに自賠責保険への加入という面でも、電動バイクと原付の差はありません。
このように、構造は異なるとはいえ、実際に乗るに当たっては全く原付と同じ条件で乗れますので、乗り換えがとても簡単です。
なによりも、環境に優しいというメリットは大きなポイントです。
排ガスを出すことがありませんので、空気を汚すことがありません。
二酸化炭素の排出量を制限することが世界中で求められていますので、それに貢献できるのは利点です。
また、ランニングコストが安いというのも電動バイクならではの良さです。
充電するだけで乗れますので、ガソリンの原付バイクよりも走行距離当たりのコストが低いです。
場合によってはガソリンの10分の1程度のランニングコストで乗れますので、この差は大きいです。
電動バイクのデメリットとは?
このように、メリットの多い電動バイクですがデメリットも存在します。
フル充電で乗れる距離が少ないのが電動バイクの弱いところで、ガソリン車であれば、一回のフル給油で200キロ程度走れるものが多いです。
しかし、電動バイクだと一回のフル充電で、20キロから100キロ程度の距離しか走れませんからこまめに充電することが求められます。
あまり遠出には向いていないというのがネックとなります。
とはいえ、商品の配達でこまめにお店に帰って充電できるとか、通勤通学だけで利用するという場合にはコンセントさえあれば充電できるのでさほど問題とはならないでしょう。
メンテナンスも簡単なのがうれしい
電動バイクはガソリン車に比べて構造がシンプルなので、メンテナンスが簡単です。
エンジンではなくモーターで動かしているので、全体的にパーツが少なくオイル交換などの手間が少ないのが特徴です。
そのため、電動バイクのメンテナンスと言えば、バッテリーに充電する程度で済みます。
バッテリーが空の状態にならないように、定期的に充電するなどを心がければ長く快適に乗れるのがメリットです。